TEDOYA TOGO MONTAGE

Life is colorful.

2007年03月

ごぶさたしております。
今日は皆さんに残念なお知らせをしなくてはいけません。

かねてから準備してきた『ガールズトーク』ですが、
現体制での製作が困難と判断し、無期限で見送ることにしました。
楽しみにしていてくれた皆さんの期待を裏切る形になってしまったことを
心よりお詫び申し上げます。

理由は様々です。
でも、それは言ってみればすべて僕の力不足です。
ごめんなさい。

ただ、これは中止ではありません。
いずれ、それは元の形とは違うかもしれないけど、
やる機会が巡ってきたら挑戦してみたいと思います。
とはいえ来年にというのはさすがにできないんですけども…

この2年間、みなさんの心からのあたたかい応援に何度も救われました。
その気持ちに応えるには、やはり作品を作ることしかないなと強く思います。
今回の経験を無駄にしないように今まで以上に制作活動に精進していきますので、よろしくお願いします。

夜、明日の準備をしていると電話が。
誰かと思えば、2年前水戸でお世話になったスタッフさんから。
出てみれば今から新宿に来いという呼び出し。
普通なら断るんだろうけど、なんか二つ返事で行きました。

久々の再会はあたたかく迎えてくれたのですが、
映画の話になればやっぱり熱い。
いかに今の俺が甘いのか、気がつけば説教大会に…。
厳しい中でもありがたいお言葉をいただきました。

心を入れ替えて、まずは目の前の作品から。
そしたらもうね、すごいんだから!
2007年の後半はすごいことになっちゃいそうです…。

プロとはいかにあるべきか。
深いですね、映画は。

今月末のクランクインに向け、準備を進める日々。
本日は助監督陣とカメラテストを行いました。
これまでもちょくちょくキャストと行ってきたカメラテストも
実戦に備えて音声の入力関連、カメラ自体の色の作り込みなど目的も明確になってきました。

慣れない機材と戦う助監督陣を横目に
撮影監督と共にカメラの操作を思い出しながら今回狙うルック(画調)を見つける作業をしました。
撮影時にどこまで加工を施すか、今日は色んなパターンを試すことができました。

シナリオの問題はこの時期に来ても油断は許されない状況ですが、
半ば強制的に監督モードに切り替え、試運転をなんとか終えられました。
本格始動までもうちょっとかかりますが、桜に間に合うようベストを尽くすとしましょう。

今週末は打合せがたてこんでます。
強引にでも動き出すこの感じがたまらなく楽しくもあります。
やっぱり現場だな〜

世間はホワイトデーで盛り上がっておりましたが、
3月14日はアタクシの両親の結婚記念日でもあります。

今年は25周年ということで、銀婚式ですよ。
はぁ、もううちの親もそんな年になんてことを思ってしまいました。
実は父、光男は内緒で指輪大作戦を企んでいたのですが、
俺に送るはずの相談メールを相手を間違えて
母親に送ってしまうという大失態をしでかしました。
もうバレバレだということをあえていわない母、幸子の愛もすごいもんだなと
微笑ましい風景を想像してみたりしました。

愛ですね、愛。
誰かが誰かのことを想う気持ちはすんばらしいですね。
ちなみに親不孝者のあたくしからは、『夜ピク』DVDをプレゼントしました。

みなさんのホワイトデーはいかがでしたか?

◆桜の開花予想の2回目が発表。予想方法の手違いらしいけど、3/23と少しだけ遅くなった。満開をにらむとちょうど仕事が落ち着くあたり。気をひきしめてかからねば…

この春公開されるとある映画の試写会があたったんですが、
日時を見たらすでに打合せが入っていたのです。
この時期の打合せは一つずらせば命取り。
苦しい選択でしたが、その映画は映画館で堪能することに決めました。
こういう時は分身とかコピーロボットとか考えちゃいますね。

さあさあ、おいでませ〜
やっぱりね、桜のつぼみなんかみたら焦りますよ、ええ。
ひとつずつ、ひとつずつ…

寝違えてしまいました。
右向くと痛い…いたたたたた。
皆様もお気をつけ下さい。

気分も新たに「ガールズトーク」も
少しずつではありますが進めております。
桜前線との勝負がどうなるのか、これ結構大変なことになりそうです。

もうちょっとがもどかしい。
そんな日々です。

※タイトルがタイトルで心配をかけてしまいまして、申し訳ありません。仕事はクビになっておりませんので、ご安心くださいませ。失礼致しました。

空

街を歩いていて、今日の空はなんだかきれいでした。
自分好みというか、
こんな陽射しの中で撮影したらきれいな画が撮れるんだろうな〜って。

思わずカメラに収め、現像に出したら自分の見たのと同じ色でプリントされてきて
ちょっと感激してしまいました。

新作では、もちろん撮影監督がカメラをまわしますが、
自分でもカメラをまわせるシーンがあればやろうかなと思ってます。
「さくらん」の蜷川実花監督が言ってましたが、
写真は自分の感情と同じタイミングでシャッターがきれますね。

意外と忘れてるんだけど、別の人がカメラを担当するってことは、
自分の感情とは違うその人の感性でその場面を切り取ってるわけだからダイレクトではないというかね。
それこそ大勢の感性で作り上げる映画の醍醐味なんですけどね。

ああ、今日の空はホントにきれいだったな〜

2月は2週間くらいの感覚しかないですね。
ホントあっという間でしたね。
2007年もあと10ヶ月ですよ、みなさん(笑)

さて、3月です。
本腰入れて準備も進めなければ…

本日はお休みを頂いているので、
天気もいいし、ロケハンに出かけました。
花粉症のアタクシとしては、今季初マスクをつけました。

沿線上のとある街を散策したんですが、
歩いてるうちにハイになってきてしまって、
気づいたら1駅遠くまで歩いてました。
今日はどちらかというと収穫があったかな。
ここんとこデスクワークが続いて運動不足だったので、
ちょうどよかったです。

歩くということは、物事を考えるのに一番適してますね。
無の瞬間になれるといいましょうか。
脳が活性化されて、直感が鍛えられるらしいですね。
おかげですっきりしました。

日々は過ぎて行きますね。
まばたきしている間に2007年も終わりなんて感じになるんでしょうか…

◆引き際の話。三遊亭円楽さんの引き際は見事だった。生きていながらの伝説となった噺家がまた1人。自分は自分に厳しくなれているだろうか…

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