TEDOYA TOGO MONTAGE

Life is colorful.

2011年06月

先日の上映会を終えて、矢継ぎ早に次の作品へ向けて動いてます。
まだまだ先の長い旅路ですが、楽しみな企画が盛り沢山です。

秋くらいにまた上映を予定していますので、
気長に待っていていただけると嬉しいです。

私の職場は来月からサマータイム制を導入するらしく、
1時間早い出勤になります。
節電のためとはいえ、真夏に朝の通勤ラッシュにどストライクになるっていいのか!?

夏のお知らせはまた改めて。
あのイベントが帰ってきますよー

一夜限りの上映会『Kitchen to see night』
満員のお客様に温かく見守られて終了しました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

初めましての方はもちろん、
数年ぶりの再会などもありまして、嬉し恥ずかしのイベントとなりました。
短編とはいえ、てんこもりの構成でお届けしました。
お口にあえば幸いです。

今回の上映に際し、ご協力いただいた皆様にもこの場を借りて感謝致します。
本当にありがとうございました。

次回、割と近い時期にやるかも、とだけお伝えしておきます。
今回タイミングあわなくて来られなかった方にも楽しんでもらえるようにできたらと思います。
特に今回も上映した新作『こぼれる』は必見です。

上映の機会をもつためにもがんばらないと。
きちんとしないと。
Kitchen to see night・・・

・・・!



本日上映した作品のリストです。
白文字で各作品のセルフライナーノーツ的な解説を書いておりますので、
思い出しながら読んでいただけたら幸いです。


TEDOYA TOGO Presents
『Kitchen to see night』 
2011.6.18@KINEATTIC

SET LIST

1.暫定首位 From 日々の音℃ Films(2010)
誰かを愛するには努力が必要、とかのマッキーは歌い上げておりますが、
『暫定首位』という言葉は残酷かもしれないけど、逆に言えば絶対の首位はないわけで。
ある種の緊張感を感じながらいつまでも一緒にいたい、そんな理想を込めたエピソードです。
全エピソードの撮影は2日間だったんですが、『暫定首位』が一番最後の撮影でした。

とにかく出演している二人の存在感、雰囲気です。
この二人のコンビは『青すぎたギルティー』(平波 亘監督)でも見られますが、
同一人物とは思えない、でも、抜群のコンビネーションはこちらでも堪能できます。

2.昼からビール From 日々の音℃ Films(2010)

『日々の音℃ Films』は全体的に永作博美さんの出演していた
月桂冠のCMをイメージしながら撮りました。
このエピソードは一番その影響を受けてるかもしれません。
肉屋さんには「大学の映画サークルです」という大ウソをついて強引に撮影しました。
狭い路地を人がじゃんじゃん行き交うので、一瞬のスキを狙ってカメラをまわしていました。

3.サミット 特別編(2008)
密かに人気のある25秒の作品。
NHKのコンテストは25秒という制約があったので、
惜しくも切り落としたカットを今回のために追加し、特別編として上映しました。
土屋壮さんは追い込まれるとまたいいリアクションするんです。
コミカルからシリアスまで幅広くできる方で、またご一緒したい役者さんです。

編集違いのバージョンがいくつも存在してます。


4.こぼれる(2011)
予告編と本編でまったくもって表情を変える本作は一度だけでなく、
二度三度見ても楽しめるものになっています。

イチゴのヘアゴムはシナリオでは特に指定していたわけでなく、
小道具のスタッフが見つけてきたことですべて演出できた気がしています。
ご覧のとおり、驚愕の小道具となってます(笑)

予告編の手を振るシーンも元々シナリオにはなくて、
追加撮影で撮り下ろしました。
9月の終わりだったんですが、撮影自体は猛暑日で
日が落ちるちょっと前を狙って撮影しました。


5.笑ってゆるして(2009) 未発表
「サミット」の次の年のNHKミニミニ映像大賞に応募するために作りました。
一次審査は通ったものの、残念ながら最終選考には残らず…。
発表の場がなく、お蔵入りになっていた本作は、今回めでたく上映しました。

頭のキスマークは、アタクシが口紅ものすごく濃く塗って
キャストの関さんの頭にキスしてつけたものです。
わかりづらいけど、地道な苦労。

6.まなざし From 日々の音℃ Films(2010)
数年前から結婚式のプロフィールビデオの製作を頼まれることが多くなり、
静止画を動かす技術をうまく使えないかと思い、書いたエピソードです。
関口さんのかわいさはもちろん、四連のトイカメラで写した小鳥さんがあまりに素敵すぎて。
個人的には一番のお気に入りです。

誰かを愛する、ということはいいところも悪いところもすべて見つめられるか?
そんなことを思いながら。

撮影は10月だったんですが、
大量の蚊が発生していて、キャストスタッフ全員が十数箇所も刺されながらやってました。

7.踏切サンセット From 日々の音℃ Films(2010)
『日々の音℃ Films』にはクラムボンの曲が使用されていますが、
イベントの舞台転換時に流れるということで、まったくのサイレントで予定していました。
なので、音楽は完全に後付けです。
編集のリズムをとるために仮に音源をあててやることは普段からありますが、
曲の雰囲気と映像がぴったりあって、結果音楽を生かした短編映像集になっています。
このエピソードはとにかく音楽の力によるところが大きいです。

連続ドラマは3話にまずクライマックスが来るということで、
『日々の音℃ Films』では3話目だったこともあり、一種クライマックスを迎えています。
電柱から顔を出す関口さんの表情が秀逸です。

商店街の撮影では自転車の人に罵声を浴びせられながらでした。

8.つるかめのように(2009)
この食事の号令はオリジナルではありません。
大学時代のカメラマンがボーイスカウト出身で、この号令をずっとやっていたそうです。
元々彼が撮影の食事の時に流行らせていたものでした。

お母さん役の天田さんありきで企画はスタートし、
お父さん役の顕史郎さんとはであうべくしてあった同志だし、
娘役の石津悠ちゃんに関しては東京事変のファンであるアタクシが
ダメ元でオファーして実現しました。

悠ちゃんが涙をこぼすカットの撮影はカメラの後ろでスタッフ全員が号泣してました。
現場の空気感をそのまま切り取った思い出深い一作です。

ソワソワしちゃってます。
上映用のテープを会場に預けてしまった以上、
素材をどうこうするってわけにいかないんだけど、
単独で上映するってのは、ものすごい緊張がありますね。

今まで他の方との併映というのにどこか慣れていたし、
甘えていたんだなと準備をしながらこれでもかと思い知った次第です。

昨今、自主映画の上映会はもとより
普通の映画館でかかっちゃうくらいだから
たくさんある中でのひとつのイベントに過ぎないのかもしれません。

でっかいイベントにできない心配り、おもてなし、
ささやかながらも細かなところまで行き届くようなそんな上映会にしたくて企画しました。

心に"きちんと"届きますように。

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TEDOYA TOGO Presents
『Kitchen to see night』


近年、短編作品を中心に活動してきた手塚 悟による一夜限りのおもてなし。

五反田団、チェルフィッチュでの好演が記憶に新しい伊東沙保 ほか
実力派のキャストを迎えた最新作『こぼれる』
様々な映画祭で入選し、
大林宣彦監督に「1000本以上観た自主映画の中で最も好きな作品」
と言わしめた『つるかめのように』ほか未発表の短編映像も特別公開!

手塚 悟のこれまで。そしてこれからも少しだけお見せします。
満腹度100%間違いなしの一夜。
短編映画のフルコースをどうぞごゆっくりとご堪能ください。


■日時
6月18日(土)19:00〜(開場は30分前)

■会場 
KINEATTIC
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-27-3 1F
Tel: 03(5411)8053 Mail: info@kineattic.com

⇒ JR山手線「原宿」駅竹下口徒歩12分
⇒ 東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅5番出口徒歩10分
⇒ 東京メトロ銀座線「外苑前」駅3番出口徒歩12分

⇒ 都営バス『神宮前一丁目』徒歩5分
⇒ 渋谷区ハチ公バス『渋谷神宮前郵便局』徒歩1分

アクセスの詳細はこちら


■TICKET
前売:完売
当日:1,000円(開場時間より受付で販売)

※ご入場は前売・事前ご予約のお客様優先とさせていただきます。
※座席数が少ない会場ですので、当日券の場合、立ち見の可能性もございます。あらかじめご了承下さい。
※料金は当日受付にて精算となります。
※会場が駅から距離がある為、お早めのご来場お待ちしております。

■主な上映作品

『こぼれる』(30分)
4年目の結婚記念日。
早苗はささやかなディナーに
夫・啓祐との共通の友人・麻紀を招待する。

学生時代を共に過ごした3人だったが、
結婚式以来、麻紀とは音信不通になっていた。
久々の再会を喜ぶ3人の会話は弾み、隔てた時間は埋まるはずだったが…。

出演:伊東沙保 小鳥 倉田大輔



『つるかめのように』(14分)
高校入学の朝を迎えた歩。
朝食を作る母に、カメラをかまえる父。
食卓には母お手製の"不恰好な卵焼き"
そして、母が決めたへんてこな食事の号令から始まるいつも通りの朝。
静かな朝の風景に家族それぞれの想いが重なる。

主演に東京事変PV『閃光少女』、『UNIQLOCK』の石津悠を迎えた短編作品。

出演:石津 悠、天田光子、中田顕史郎



<受賞歴>
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009 短編コンペティション部門 入選
西東京市民映画祭 自主制作映画コンペティション2009 観客グランプリ賞
ふかやインディーズ・ムービー・フェスティバル2009 大林宣彦賞
第1回伊勢崎映画祭 上毛新聞社賞



『暫定首位』『踏切サンセット』『まなざし』 from 日々の音℃ Films
2010年秋に開催された音楽イベント『日々の音℃』の
ステージ転換時にのみ上映された短編映像。
一組の男女の日々をほのぼの描いたささやかなショートムービー。
イベントのお客様から支持のあったエピソードを今回の上映会のために再編集。

出演:小鳥、関口崇則

101010_1316~01


■お問い合わせ
info@tedoyatogo.net

一夜限りの上映会「Kitchen to see night」
おかげさまで前売予約分のチケットが予定数に達しましたので、一旦受付を終了させていただきます。
ありがとうございます。

なお、当日券を上映会当日、開場時間より受付で発売いたします。
座席が少ない会場ですので、立ち見の可能性もございます。
あらかじめご了承下さい。

しばらく単独での上映会というのは予定していませんので、
出来る限り多くの方に見ていただけたらと思っております。
お時間ある方は6/18(土)はぜひ原宿はKINEATTICまで足をお運びください。

当日、これはご来場のお客様だけではなく
遠方の方や当日来られない方にも何かお届けできるように企んでおります。
お楽しみに。
出し惜しみはいたしません。

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TEDOYA TOGO Presents
『Kitchen to see night』


近年、短編作品を中心に活動してきた手塚 悟による一夜限りのおもてなし。

五反田団、チェルフィッチュでの好演が記憶に新しい伊東沙保 ほか
実力派のキャストを迎えた最新作『こぼれる』
様々な映画祭で入選し、
大林宣彦監督に「1000本以上観た自主映画の中で最も好きな作品」
と言わしめた『つるかめのように』ほか未発表の短編映像も特別公開!

手塚 悟のこれまで。そしてこれからも少しだけお見せします。
満腹度100%間違いなしの一夜。
短編映画のフルコースをどうぞごゆっくりとご堪能ください。


■日時
6月18日(土)19:00〜(開場は30分前)

■会場 
KINEATTIC
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-27-3 1F
Tel: 03(5411)8053 Mail: info@kineattic.com

⇒ JR山手線「原宿」駅竹下口徒歩12分
⇒ 東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅5番出口徒歩10分
⇒ 東京メトロ銀座線「外苑前」駅3番出口徒歩12分

⇒ 都営バス『神宮前一丁目』徒歩5分
⇒ 渋谷区ハチ公バス『渋谷神宮前郵便局』徒歩1分

アクセスの詳細はこちら


■TICKET
前売:完売
当日:1,000円(開場時間より受付で販売)

※ご入場は前売・事前ご予約のお客様優先とさせていただきます。
※座席数が少ない会場ですので、当日券の場合、立ち見の可能性もございます。あらかじめご了承下さい。
※料金は当日受付にて精算となります。
※会場が駅から距離がある為、お早めのご来場お待ちしております。

■主な上映作品

『こぼれる』(30分)
4年目の結婚記念日。
早苗はささやかなディナーに
夫・啓祐との共通の友人・麻紀を招待する。

学生時代を共に過ごした3人だったが、
結婚式以来、麻紀とは音信不通になっていた。
久々の再会を喜ぶ3人の会話は弾み、隔てた時間は埋まるはずだったが…。

出演:伊東沙保 小鳥 倉田大輔



『つるかめのように』(14分)
高校入学の朝を迎えた歩。
朝食を作る母に、カメラをかまえる父。
食卓には母お手製の"不恰好な卵焼き"
そして、母が決めたへんてこな食事の号令から始まるいつも通りの朝。
静かな朝の風景に家族それぞれの想いが重なる。

主演に東京事変PV『閃光少女』、『UNIQLOCK』の石津悠を迎えた短編作品。

出演:石津 悠、天田光子、中田顕史郎



<受賞歴>
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009 短編コンペティション部門 入選
西東京市民映画祭 自主制作映画コンペティション2009 観客グランプリ賞
ふかやインディーズ・ムービー・フェスティバル2009 大林宣彦賞
第1回伊勢崎映画祭 上毛新聞社賞



『暫定首位』『踏切サンセット』『まなざし』 from 日々の音℃ Films
2010年秋に開催された音楽イベント『日々の音℃』の
ステージ転換時にのみ上映された短編映像。
一組の男女の日々をほのぼの描いたささやかなショートムービー。
イベントのお客様から支持のあったエピソードを今回の上映会のために再編集。

出演:小鳥、関口崇則

101010_1316~01


■お問い合わせ
info@tedoyatogo.net

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