TEDOYA TOGO MONTAGE

Life is colorful.

2015年03月

先日発症から1年ということで、久々にMRI検査と診察がありました。

本人的には良くも悪くもなく、視野も相変わらずなのですが、
いざ検査となるとやはり緊張しました。
昨年もまさかと思いながらあっという間にベッドの上で入院着になった自分がいたので、
保険証持つだけでなく、部屋の掃除も済ませて出る辺りやはり怖いんだと思います。

幸いなことに悪化はなかったです。
引き続き、現状維持。

現状維持という言葉の重み、忘れないようにしないといけません。

新作の編集が少しずつ進んでおりまして、
昨年末に大方全体像ができた本編を磨き上げる日々です。
早くいいお知らせをしたいです。

春が来ましたね。
去年はずっとベッドの上でしたので、花粉症だって愛せるような気が…しません。
今年は春をしっかりと堪能するつもりです。

写真は先日、大切な方々からいただいたワスレナグサ。

2015-03-12-08-01-52

毎月9日は母の月命日と『つるかめのように』の無料配信の日。
あれから半年も経ってしまいました。
今月は13日(金)までご覧いただけます。





『つるかめのように』(2009年/14分)

高校入学の朝を迎えた歩。
朝食を作る母に、カメラをかまえる父。
食卓には母お手製の"不恰好な卵焼き"
そして、母が決めたへんてこな食事の号令から始まるいつも通りの朝。
静かな朝の風景に家族それぞれの想いが重なる。

大林宣彦監督に「1000本以上観た自主映画の中で最も好きな作品」と言わしめ、
主演に東京事変PV『閃光少女』、『UNIQLOCK』の石津悠を迎えた短編作品。

■出演
石津 悠 
天田光子
中田顕史郎

■スタッフ
監督・脚本・編集:手塚 悟
撮影:山口 学
照明:福原 豊
   米山美穂
   武政沙和
録音:後藤わか菜
音楽:すけっち 酒井真美
メイク・小道具:千葉聖子
記録・制作担当:高橋美香
監督補:薄倉直子
企画・製作:Color Clips

2009年/カラー/ステレオ/14分

◆SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009 短編コンペティション部門入選
◆西東京市民映画祭2009 観客グランプリ賞
◆ふかやインディーズフィルムフェスティバル2009 大林宣彦賞
◆第1回伊勢崎映画祭 上毛新聞社賞

高校時代、僕は演劇部に所属していました。
小中学から一緒に映画遊びをしていた友達の見学に付き合ったのがきっかけですが、
顧問の先生と意気投合してそのまま入部しました。

高校演劇をやっていた自分にはここ数年なかったほど刺さったのが、
ももクロ主演の『幕が上がる』

稽古はもちろんのこと、年に一度の大会に向けて文化部といいながらランニングとか人間関係だとか運動部よりも大変だったんじゃないかという日々。

夏の合宿や東京まで舞台をみんなで見に行ったこと、仕込みが20分しかないのに十分に詰め切れなかったこと、予選で時間切れで審査対象外になったことなどなど。
ももクロ演じる演劇部員が大会を目指す姿に自分の高校時代を重ねて見てしまいました。

ひたむきに情熱を傾けた日々が
時間は経っても
あざやかなまま、
確かに自分の中にありました。

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