昨年亡くなった母・幸子の月命日、毎月9日は「つるかめのように」を配信しています。
今月も配信します。

昨年の今頃は、大切な友人の結婚式に出席するため北海道にいました。
高校の修学旅行以来の飛行機の旅で、離陸時の頭痛にびっくりしたこと、
札幌のすっきりした暑さや小樽で食べたANA丼の豪華さを
電話で母に報告しました。
おみやげのマルセイのバターサンドを喜んでいたのが、思い出されます。

真夏の山梨は暑いからと、診察の予定のあった9月の2週目に帰ることにしていました。
今思えばお盆に帰っておけば、なんて言うほど
体調は頭痛が続いたりと不安定だった去年の夏を後悔しても何も始まらないんですけども。
もうじき1年が経ってしまいます。


今月は8/16(日)までです。
よろしければご覧ください。




『つるかめのように』(2009年/14分)

高校入学の朝を迎えた歩。
朝食を作る母に、カメラをかまえる父。
食卓には母お手製の"不恰好な卵焼き"
そして、母が決めたへんてこな食事の号令から始まるいつも通りの朝。
静かな朝の風景に家族それぞれの想いが重なる。

大林宣彦監督に「1000本以上観た自主映画の中で最も好きな作品」と言わしめ、
主演に東京事変PV『閃光少女』、『UNIQLOCK』の石津悠を迎えた短編作品。

■出演
石津 悠 
天田光子
中田顕史郎

■スタッフ
監督・脚本・編集:手塚 悟
撮影:山口 学
照明:福原 豊
   米山美穂
   武政沙和
録音:後藤わか菜
音楽:すけっち 酒井真美
メイク・小道具:千葉聖子
記録・制作担当:高橋美香
監督補:薄倉直子
企画・製作:Color Clips

2009年/カラー/ステレオ/14分

◆SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009 短編コンペティション部門入選
◆西東京市民映画祭2009 観客グランプリ賞
◆ふかやインディーズフィルムフェスティバル2009 大林宣彦賞
◆第1回伊勢崎映画祭 上毛新聞社賞